Plus AgeについてAbout

  • その一滴が、
    風土を映し出す

    STORY 1その土地で育まれた
    水と酒米

    土壌や大気、水や米、微生物の働きにより、その土地固有の味が生まれる日本酒。Plus Ageでは、北陸地方を中心とした6つの酒蔵の日本酒を熟成しています。その土地で育まれた水と酒米を使い、豊かな自然環境や冬の厳しい寒さによって醸し出される日本酒は、飲むと酒蔵の風景が思い浮かぶような味わいを感じられます。特に日本酒にとって要となるのが水。硬度やミネラルによってまろやかさが異なり、それが酒蔵の個性となっています。Plus Ageでは、適度なアルコール分と糖分を含み、しっかりとした酸味を感じられる、熟成に適した日本酒を厳選。地域に根ざした製法で造り出された日本酒に熟成を掛け合わせることで、唯一無二の味わいを生み出していきます。
  • 変わることのない
    たおやかさ

    STORY 2ジャパニーズオーク樽

    Plus Ageの芳醇な味わいに欠かせないのが、「ジャパニーズオーク」と呼ばれるミズナラ樽による熟成です。日本固有のオークであるミズナラは水分を吸収しやすいため、樽材として使用するには非常に加工が難しい材としても知られています。幹周りや傷の有無などを厳選した材を使った樽は、内部にトースティング(熱処理)を加えることで、木質成分の溶出が活性化され熟成効果を促進します。 繊細な味わいを引き出すために焼き具合を見極めながら施すトースティングは、まさに職人技のたまもの。Plus Ageの味わいを左右すると言っても過言ではありません。ミズナラが育った自然に想いを馳せながら、味わった後の余韻をゆっくりとお楽しみください。
  • 時を超え、
    生まれる余韻

    STORY 3変化する
    香り・味わい

    しっかりした酸味がありながらも優しくまろやかなPlus Ageは、樽の中で熟成させることにより他の方法では決して真似のできない深い味わいを実現します。樽熟成を行う中で、日本酒の雑味が取り除かれ、樽内に取り込まれる酸素によって穏やかな酸化熟成が進み、まろやかで複雑な味わいへと遷移していくのです。最良のミズナラ樽で熟成したPlus Ageは、白檀や伽羅などの香木を思わせる香りをまとい、独特の酸味や甘み、厚みのあるテクスチャーを感じさせます。熟成期間も酒の個性を形づくる重要な要素であるため、熟成中から樽材から溶け出した成分によって変化していく酒の色や香り、味わいをお楽しみいただけます。
  • 受け継がれる
    技と想い

    STORY 4酒蔵での長期熟成

    Plus Ageは、約8ヶ月間にわたる樽熟成を経た後、再び酒蔵に戻り長期熟成させていきます。日本酒に使われる水の成分によって発酵速度が異なるため、何年にもわたり長期熟成したい場合は低温で、数年後に飲みたい場合は15℃前後で熟成させるなど、幅広い温度帯で熟成させても劣化しないことが特徴です。樽熟成によって芳醇な香りをまとった日本酒は、さらなる熟成により熟したような濃厚な香りとなり、琥珀色のような美しい色合いに変化していきます。時には造り手も驚くような変化を遂げることも珍しくありません。Plus Ageでは熟成過程の変化を楽しんでいただけるよう、「プリムール」での販売も行っています。
  • 未知なる出会いを
    創造する

    STORY 5広がる
    ペアリングの可能性

    これまでの日本酒とは一線を画すPlus Age。日本食はもちろんのこと、中華や洋食、エスニック料理など、多国籍な料理との「ペアリング」を楽しむことができます。特に樽熟成由来の複雑で芳醇な香味は、タンパク質を多く含む料理とマッチし、焼き鳥や鰻料理といった炭火で炙ったものや、カツオのたたき、燻製といったスモークした料理にも合わせていただけます。適度なアルコール分によって脂っぽさをやわらげるため、揚げ物や味の濃い料理との相性も抜群です。「万能な食中酒」でありながら、食後にスイーツと合わせていただくのもPlus Ageならではの楽しみ方。世界各地の個性豊かな料理とのマリアージュを通して広がる新たな食の可能性を発信します。
  • 時を超え、
    生まれる余韻