白岳仙 -PlusAge-Hakugakusen Plus Age
この酒の特色は、アタックの強さと重厚感、そして余韻の長さがポイント。アルコール度数は15度程度とのことだが、原酒で樽熟成11カ月ということもあり、全体のエキス濃度はやや濃く感じる。しっかりとした力強さと濃さが詰まった酒質と感じた。この酒は2~5年瓶内熟成させることで更なる進化を遂げる可能性を秘めている。
テイスティングコメンテーター:菅田ゆう
テイスティングコメンテーター:菅田ゆう
ミズナラの香ばしい香りと
甘味と旨味のボリューム感Tasete
-
-
-
香り
ミズナラの香ばしい香気がしっかりと広がる。原酒ということもあり、酸の香気がやや刺激的で力強さと濃厚さが加わる。特にミズナラ由来からの、スパイスやスモーキーさと焦げた香気が程よくまとまり、更に日本酒由来からの酸とオイリーな印象が複雑にミックスされ、より奥行きのある香気をつくり出している。 -
口当たり
口に含むと、甘味と旨味のボリューム感に加え、滑らかな舌触りを感じ、中盤から後口にかけてはエッジの効いた酸味と苦味がしっかりと広がりを見せる。アフターでは酸味とアルコールによるやや刺激的なアフターを残すが、余韻は長めで、ミズナラから甘苦味のエキスが加わり奥行を与えている。
plus ageの販売につきましてはこちら公式WEBショップのみです -
-
酒蔵紹介 安本酒造
白岳仙 Yasumotoshuzo
Hakugakusen -
創業嘉永六年(1853年)より朝倉義景公の城下町に蔵を構え、一番近郊の酒蔵として営む。
全工程が手作業、そして丁寧で妥協のない小仕込みの酒造り。食べながら飲み、飲みながら食ができる食中酒を目的として、柔らかな吟醸香と透明感ある旨みを追及し、醸し続けている。